扉蝶番
トラックの荷台に扉を取り付けるための蝶番をまとめたカテゴリです。観音扉蝶番はオーソドックスな構造をした平蝶番ですが、複数の種類があるので様々なボディーに適合します。その他、荷台の横に設置するサイド扉用の高さが低い蝶番や、跳ね上げ扉用の特殊な蝶番(アルヒンジやポリオールヒンジ)など、扉の仕様に合わせた蝶番をご用意しております。
観音扉蝶番
バンボディーやウイングボディーの荷台後方扉は、多くの場合が観音扉(中央から左右対称に開く扉)となっています。観音扉蝶番は、トラックの荷台後方に付いている観音扉の蝶番です。
ヤマダボディーワークスでは複数の観音扉蝶番を販売しており、多くのボディーに適合します。素材は鉄製とステンレス製があり、保冷車や冷凍車など食品を運搬するトラックや、積雪地や海岸沿いなどの錆が発生しやすい地域ではステンレス製がおすすめです。
観音扉蝶番の数はトラックの大きさによって異なりますが、片側の扉につき3~5個が取り付けられています。
跳ね上げ扉・上下開き扉の蝶番
跳ね上げ扉用の「ポリオールヒンジ」や「JB アルヒンジⅡ」、軽トラック移動販売車用の上開き・下開き蝶番も販売しております。また跳ね上げ扉を製作する際に、テールゲートのプラットフォームとの合わせ目に使用するアルミ材の取扱いもございます。
ポリオールヒンジは、蝶番部がゴム製で扉の開放時に蝶番の隙間からの雨の侵入が無いので、水濡れしたくない荷物を扱う跳ね上げ扉におすすめです。脱落防止金具付きとなっているため、必ず装着して使用してください。なお、ポリオールヒンジは蝶番部がゴム製なので消耗品となります。経年劣化によりゴム部に割れや亀裂を発見した場合は、すみやかに交換してください。
JB アルヒンジⅡは、アルミ製の蝶番で門口側に設置するアッパーと、扉側に設置するロアーを組み合わせて使用します。JB アルヒンジⅡも、扉の開放時に蝶番の隙間からの雨が侵入しづらい構造ですので、水濡れしたくない荷物を扱う跳ね上げ扉に向いています(※完全防水ではありません)。長さが3030mmの製品もありますので、一般に10尺ボディと呼ばれるボディ長:3000mmクラスの小型トラックのキッチンカーや移動販売車のサイドの跳ね上げ扉にも使用できます。
その他の扉用蝶番の種類
その他の扉につける蝶番は、扉のサイズや厚みによる寸法の違いや、リヤ用やサイド用など使用する扉の場所による開く角度、右用・左用といった細かな仕様違いによって多くの種類があるため、購入前によくご確認ください。
ちなみに扉蝶番は、割りピンの折れなど経年劣化による自然脱落を防ぐために、ピンの頭を上側に設置するのがルールとなっています。



