庫内灯、室内灯
トラックの庫内で作業をする時は、安全作業や作業効率向上のために庫内灯を設置しておきましょう。庫内灯は取り付ける部位によって様々な種類や大きさがあります。
庫内灯の必要性
トラック庫内での積み下ろし作業は運搬作業の中でも多くの時間を費やすため、庫内の作業環境の整備が必要不可欠です。もし庫内が暗い状態で作業を進めると、足元にある荷物や段差に躓いて怪我をしたり、伝票を読み間違えて検品ミスをしたりと、様々なトラブルが起きます。
そのため、庫内にはなるべく明るい庫内灯を設置し、作業環境を整えておきましょう。
庫内灯の種類
庫内灯はこれまで蛍光灯が主流でしたが、走行時の振動に弱く寿命も短いというデメリットがありました。また政府の蛍光灯照明からLED照明への移行を推し進めるという方針により、一部のメーカーで既に蛍光灯の生産中止になっており、今後生産・補修用の蛍光灯が入手しづらくなります。その為、現在は蛍光灯より寿命が遥かに長いLEDが主流となっています。
蛍光灯とLEDでは、光の特性が違います。蛍光灯は、庫内全体に広がるような光り方ですが、LEDは直進的に光が届きます。この為、LEDの場合は灯火の真下は明るいけれど離れると暗くなるというデメリットがあります。近年では、LEDの光をレンズで拡散させて庫内全体を明るくするような製品も出ております。
LEDは消費電力も少ないため、省エネのために蛍光灯から交換する方も少なくありません。庫内灯は「据置型」と「埋込型」があるため、庫内灯を購入する際は取り付ける部位を確認しておく必要があります。ほかにも、冷蔵・冷凍庫内でも使用できる「低温対応」もあります。
ヤマダボディーワークスでは、主にLEDタイプの庫内灯や、庫内にライン状に取り付けるロングタイプの「LEDラインライト」、「取り付け用ハーネス」なども販売しております。