床枠フック
トラックの荷台の床枠に取り付ける床枠フックは、荷物の固定に使うロープやベルト、フックを引っかける目的で使用します。荷物を固定することで、走行中の荷崩れなどの事故を防ぎます。
フック各種の種類と使用方法
トラックのフックにはいくつかの種類があり、代表的なものが床枠フックです。 床枠フックは、Uボルトフックとも言って、U字もしくは鳥居のような形状をしております。使わない時には床に埋め込まれており、荷台で作業する際の邪魔になりません。使用する時には床枠フックを引っ張り出して、U字型の部分にロープやベルト、フックを引っ掛けて荷物を固定します。
フック各種の取付方法
床枠フックを設置する際には、一般に溶接作業が不要です。床枠フック取り付けの際は、荷台の床枠にフックの寸法に合った穴を二ヶ所開けます。その穴にフックのボルト部分を通して、荷台の下側から座金を設置してからダブルナットで固定します。商品によっては、座金を設置しない場合もあります。座金を設置しないと、荷物を固定した際の引っ張り荷重がナットや床枠だけに掛かってしまいますので、重い荷物固定の為の床枠フックには必ず座金を設置してください。
ヤマダボディーワークスでは、「U字型」の床枠フックを太さ12mm、14mm、16mmと各サイズご用意しております。またそのサイズに応じた専用の座金もご用意しております。トラックのサイズや、荷物の重さに応じた商品をお選びいただけます。
また近年採用が増えている、「鳥居型」の床枠フックも首下長さ75mmと100mmをご用意しております。「鳥居型」は、ナットが別売となっております。ダブルナットで設置を前提の為、「鳥居型」の床枠フック1個に対して4個のナットをご購入ください。
ヤマダボディーワークスで取り扱う「U字型」「鳥居型」の床枠フックは、全てボルト部分の途中が「への字」に軽く曲がっておりますので、荷台内で使用する際に手前側に引き抜きやすくなっております。