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ラッシングベルト、ラッシングビーム

ラッシングベルトは、貨物を固定したり倒れやすい貨物に取り付ける転倒防止装置です。ベルトなので使用できる形状は問わず、ベルト状で固定出来る物であればどんな形でも使用できます。

ラッシングベルトは転倒しやすい貨物の運搬で主に使用される

トラック輸送用のカゴ台車やバイクなどの転倒しやすい貨物を運ぶ際は、ラッシングベルトの使用が不可欠です。ベルトで貨物を固定することで、転倒の心配なく輸送することができます。

取り付ける際には、ラッシングレールにワンピースと呼ばれる先端金具(端末金具)を取り付け、ラチェット式の締め付け器具を用いて貨物を固定します。

貨物の固定はベルトだけではありません。ラッシングビーム(デッキングビーム)と呼ばれる角型のバー状の固定装置も存在します。この製品は、先端にワンピース金具が付いていて、荷台の内幅に合わせて長さを調整出来る仕組みになっております。左右のラッシングレールにワンピース金具を設置して、バーの部分でカゴ台車などを固定することが出来ます。ラッシングベルトとラッシングビームのどちらを使用するかは、運搬する貨物の形状をみながら選びましょう。

ラッシングベルトを選ぶ際は付属品の必要性に注意

ラッシングベルトは単体のみで使用できるものもありますが、付属品と組み合わせて使うものも存在します。

ヤマダボディーワークスで取り扱っている商品を例にすると、以下の製品です。

  • バイクタイダウンベルト用ソフトフック
  • リング付T-ワンピース金具 R-TP-1

ラッシングベルトの中でもバイク固定用の製品は、タイダウンベルトと呼ばれます。バイクなど不安定な貨物は、荷台側面のラッシングレールの位置で固定すると高いので転倒してしまう為、床に固定します。

バイク用のタイダウンベルトは、オープンフックと呼ばれる先端金具(端末金具)になっており、これを床フックやロープフックに引っ掛けます。この際バイク側は、キズが付かないようにソフトフックでハンドルなどを結びつけてからラチェット式の締め付け器具を用いて固定します。

またリング付きT-ワンピース金具は、ラッシングレールに設置して先端金具がクロスフックやオープンフックのラッシングベルトと組み合わせて使用します。クロスフックのラッシングベルトは、一般にラッシングレールが設置されていない平ボディなどで、床フックや床枠フックと組み合わせて使用します。リング付きT-ワンピース金具を使うことで、クロスフックのラッシングベルトをラッシングレールでも使用出来るようになります。

アルミ製のラッシングレールをお使いのトラックには、ダブルワンピース金具をおすすめします。アルミのラッシングレールは、軽いというメリットがありますが、素材の強度が低く同じ金具の位置を繰り返して使用するとその場所が曲がったり、折れたりする事があります。重量のあるカゴ台車の固定には不向きです。

ダブルワンピース金具は、一般的なワンピース金具を二つ並べたような構造で、ラッシングレールの金具位置二ヶ所で固定出来るので力が分散されます。ラッシングベルトの使用時には、ラッシングレールに設置されたダブルワンピース金具の後端に、ラッシングベルトのワンピースを設置します。ダブルワンピース金具をアルミラッシングレールで使用すると、ステンレスのラッシングレール単体で使用した場合と同等の引っ張り強度を実現できます。

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