ステンレス製工具箱
トラック用の工具箱は、トラックの荷台下に固定することができるため使い勝手に優れています。また、ステンレス製なので見た目もよくサビに強いのが特徴です。
ステンレス工具箱の基礎知識
トラック用のステンレス工具箱は、トラックの荷台下に固定することが可能です。 固定することで、荷台のスペースを広く利用でき荷台下の空きスペースを有効活用できます。工具の出し入れも楽になります。 また、走行中に工具が転がることもないため、大切な荷物の破損も防ぎます。
サイズについては短いタイプで長さ30㎝から長いタイプで長さ90㎝まで幅広く揃っており、形については長方形・正方形の2種類から選ぶことが可能です。
ステンレスの材質には、SUS304とNSSC180の2種類があります。 SUS304は標準的なステンレスの鋼種です。ニッケルが含まれており、錆びに強く磁石が付かないという特徴があります。NSSC180は、素材メーカーが新しく開発したステンレスの鋼種です。中間鋼種ともよばれ、ニッケルが含まれていません。
ニッケルは、供給不足などにより価格が高騰しており、ニッケルが含まれていないNSSC180はSUS304より安くなります。しかし、NSSC180は錆びには若干弱く、融雪剤が付着した場合は速やかに洗い流す必要があります。またNSSC180は磁石が付きます。
ステンレス工具箱を選ぶ際は扉の開閉方法に注意
ステンレス工具箱を選ぶ際には、扉の開閉方法に注意しましょう。 ステンレス工具箱の扉の開閉方法には、以下の4種類があります。
- 下開きタイプ
- スライドオープンタイプ
- スイングタイプ
- 横開きタイプ
下開きタイプは、最も標準的な扉の開閉方法です。工具箱の扉の上面にロック(キャッチ)、下側に蝶番が付いており、扉を手前下側に開く構造です。商品の種類が多くトラックのボディの仕様により、長さや幅、材質を選ぶことが出来ます。 扉を手前下側に開く構造なので、サイドバンパーなどの構造物が扉の回転半径にあると当たってしまう欠点があります。
スライドオープンタイプとスイングタイプは、工具箱本体に沿って扉をスライドしながら開閉します。扉を工具箱の上部にのせる形で開くので、下開きタイプのように工具箱の前側にサイドバンパーがあっても邪魔になりません。ただし、扉が上に開くので工具箱の上のスペースが100mm程度必要です。
横開きタイプは、蝶番が工具箱の側面に付いており扉が手前横に開きます。荷台下の取付スペースの関係で、シャーシにステーを設置できない場所でも、専用のステーを使用する事で横根太から吊るような形で設置が可能です。
ヤマダボディーワークスでは、トラックのサイズや荷台の仕様、使用する地域により様々なタイプや材質の工具箱を取り揃えております。最適なステンレス工具箱をお選びください。