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ジョロダ・ライトスライダー・AJスケーター

トラック庫内でのパレットの移動や、積み下ろし作業の効率化、安全性向上には欠かせないジョロダ、ライトスライダー、AJスケーターのカテゴリです。

ジョロダとは、トラック庫内に設置されたローラーが付いた装置をレールに乗せてパレットを移動させる、イギリスのジョロダ社の製品名です。同様の機能を持った製品を、一般名称として「ジョロダ」と言いますが、日軽金アクト株式会社のライトスライダーや、オールセーフ株式会社のAJスケーターなどもあります。これらのパレット移動システムは、積載長さやパレットの上昇高さなどの仕様が異なるものが販売されています。

ジョロダの使い方

ジョロダを使うと、数百キロの荷物でも一人で荷台の奥に移動させることができます。ジョロダはパレットに載せた荷物をレール上に置き、レールに設置したジョロダ本体を起し棒で引き起こすと、てこの原理でレールからパレットが10mm程度上昇して、ジョロダ下部のローラーにより小さな力でパレットを移動出来る仕組みです。

ジョロダを使うには荷台床面に専用のレールを設置する必要があるため、新規で取り付ける場合は架装工場に任せなければいけません。しかし費用対効果は非常に高いため、パレット積載が主で、ウイング積載が出来ない重量物を運搬したりする機会が多い場合はジョロダを設置するようにしましょう。

ジョロダやライトスライダー、AJスケーターの種類や特徴

ジョロダは持ち上げ高さが異なる「LOWリフト」「HIGHリフト」の2種類があります。購入時は、実際に運搬する荷物のパレット左右への垂れ(床面への接触)なども考慮して高さを選びましょう。

ヤマダボディーワークスでは「LOWリフト」「HIGHリフト」「HIGHリフトのサイドローラー付」をそれぞれ販売しております。「サイドローラー付」は、傾斜地での積載作業でも本体側面がレールへの接触や擦れを防ぎ、スムーズに作業が行なえる製品です。 またジョロダ本体の補修パーツである「ピポットローラー」「メインローラー」「起し棒」や、使用していない時に足を引っ掛けないようにするレール用の埋木なども取り扱っています。

ライトスライダーは、アルミ合金で出来ている為に、ジョロダより軽いという特徴があります。レールへの設置や移動の際に1本7kg程度の為、作業負担が低く女性や高齢者ドライバーにも配慮した製品です。ローラーもステンレス製ですのでサビに強く、冷凍車に向いております。

またライトスライダーには、起し棒を差す部分の凹凸が無いフラットタイプもあります。この製品は、本体をパレットの下に潜らせる事が可能ですので、パレットを降ろす際に本体の移動が不要になります。フラットタイプは、リフトマンを待たせる事がありません。

AJスケーターは、亜鉛ニッケルメッキの採用でサビに強い製品です。またマイナス30度でも凍らないベアリングの採用で、凍り付きによるローラーの損傷や操作不能を防ぎます。冷凍車に適した製品です。サイドローラーも標準で内蔵しております。

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