自動車用配線コード

マーカーランプや車高灯、作業灯などの電装パーツを取り付ける時は、自動車用の配線を使用しましょう。配線は許容電流により太さが異なるため、取り付けるパーツによって使い分ける必要があります。

自動車用配線の種類

自動車に使われる配線は高温・低温・振動・雨水・意図しない摩擦などの過酷な環境に晒されます。また、家庭用電源とは違い12V・24Vの直流バッテリーからの送電となるため、専用の配線を使用しなければいけません。

自動車用配線には「自動車用高圧電線」「自動車用低圧電線」などがあります。「自動車用高圧電線」はイグニッションやハイブリッドモーターなど高電圧が必要な機構に使用し、「自動車用低圧電線」はカーナビなどの電装パーツを装着する際に使用するものです。

さらに、自動車用低圧電線は「自動車用低圧電線(AV)」「自動車用薄肉低圧電線(AVS)」「自動車用超薄肉低圧電線(AVSS)」の3種類に分けられます。

自動車用の配線は、許容電流や配線の太さの異なるものが販売されています。自動車用低圧電線には芯線の断面積を表す「sq（スクエア）」と呼ばれる単位が使われており、それによりコードサイズや許容電流を判断します。

配線を購入する際は、あらかじめ装着する電装パーツの使用電流を把握し、適切なものを選びましょう。

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